東広島市社会福祉協議会は7月11日、東広島市西条町土与丸の市総合福祉センターでサロン世話人交流会を開いた。西条、八本松、志和、高屋の各地区のサロンから88人が参加。笑いヨガリーダーの松川裕子さん(62)を講師に招き、「笑いヨガとエンジョイニングゲーム」を1時間楽しんだ。
サロンは、子どもや高齢者、障害者を対象にした食事会や健康講座などを各地域で開いている。各サロンに活力を呼び込もうと松川さんを招いた。
松川さんによると、笑うことで体内に幸せホルモンが分泌され、免疫効果も期待できるという。参加者は、松川さんのリードで、笑いヨガ体操に取り組みながら、大きな声で何度も笑っていた。
御近所会の平内光子さん(72)は「体を動かし、大声で笑って気持ちが良かった。サロンでもやってみようかな」とほほ笑んでいた。松川さんは「引きこもりがちになる高齢者だからこそ、みんなで声を出し、楽しみながら体を動かすことが大切」と話していた。
9グループの情報交換会では、サロンごとの活動の様子や悩みなどについて、ブレーンストーミング形式で活発な意見が出た。
参加者は口々に「サロン同士の人のつながりができ、今後の活動に生かしていきたい」と話していた。
(林)