式典後に行われた向陽中学校の演奏
東広島市消防出初め式が1月8日、東広島運動公園体育館で行われ、市消防局職員や市内10方面隊の消防団員745人が参加。防火への決意を新たにした。雨天のため、恒例の救助活動や一斉放水の公開訓練は中止となった。
式典では消火活動中に亡くなった全国の消防士へ黙とうを捧げ、勤続功労章など285人を表彰。式典後は広島県吹奏楽部コンクールのB部門で2015年から2年連続金賞に輝いた市立向陽中吹奏楽部20人による演奏があった。2年生の磯村紗来部長は「緊張したが無事終えてほっとした」と話していた。
川崎徳之消防団長は「日本一住みやすい東広島市を目指し、市民の皆さんが安全、安心に過ごせるよう訓練に励みたい」と話していた。市内の消防団員は現在1608人。この内、女性が81人、大学生が22人。 (新海)