ソーシャルメディア研究会の石川千明さん(50)
スマートフォン(スマホ)やインターネットの危険性を知りトラブルを防ごうと、東広島市立小谷小のPTAはこのほど、同小5~6年生と保護者や地域住民を対象にした学習会を開いた。
情報モラル教育を推進しているソーシャルメディア研究会の石川千明さん(50)が講師を務めた。石川さんは、対話アプリ「LINE」でのやりとりが原因のトラブルが増えていることを指摘。「伝えたいことがきちんと伝わる内容になっているかを確認することが大事」と子どもたちに呼び掛けた。
一方で、大人には「子どもは、家庭、学校、地域に居場所がなくなるとネットへの依存が強くなる。しっかり子どもに役割を持たせ、居場所を作ってもらいたい」と訴えた。 (橋本)