東広島市立中央中の吹奏楽部が10月30日、東京の文京シビックホールで開かれる第21回日本管楽合奏コンテスト全国大会の中学校B部門に2年連続で出場する。
予選の音源審査を通過した約30校が出場。いずれも3年生で副部長の今中遥菜さんは「去年は優秀賞だった。ことしは最優秀賞を取りたい」、大場美彩さんは「最高のサウンドをホールに響かせたい」と意気込んでいる。
同部はことし8月、第57回広島県吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、初となる第64回全日本吹奏楽コンクール中国大会進出を決めた。中国大会では銀賞で全国大会出場を逃したが、県大会での演奏を録音し、管楽合奏コンテストに応募。評価を得て、全国大会出場の切符をつかんだ。
部長の平井俊一朗さんは「中国大会に出場したいという、みんなの気持ちがそろい、最大限の力が発揮された演奏だった」と全国出場のきっかけとなった演奏を振り返っていた。 (小林)