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広響が移動音楽教室

  • 2021/03/24

 

 東広島市西条中央の市立西条小(中嶋崇弘校長)の全児童1067人が9月1日、芸術文化ホールくららで広島交響楽団60人の演奏を鑑賞した。子どもたちは初めて聴くプロのオーケストラ演奏に全身を揺らし、大きな拍手を送った。
 関谷弘志さん指揮のもと、ヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」や、「ビリーブ」など8曲を演奏。締めくくりは「それ行けカープ」で、子どもたちは、オーケストラ演奏に合わせ、手拍子や足拍子をしながら元気いっぱい歌い、会場は一体感に包まれた。オーケストラで使われる弦楽器や管楽器、打楽器の紹介もあった。
 6年の小早川裕紀君(11)と時永彩香さん(12)が指揮者を体験。時永さんは「緊張したけれど、いい経験ができてよかった」と笑顔だった。
 広響は年140回の演奏会のうち約30回は「音楽の芽プロジェクト」として、小中高生向けに移動音楽教室を開いている。関谷さんは「簡単に音楽が手に入る時代だからこそ、生の演奏と触れ合ってほしい」と話していた。    (新海)

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