東広島市安芸津町三津の市立安芸津中学校(今野豊校長)の3年生53人が安芸津活性化プロジェクトの企画書を考案し、11月22日、同校で安芸津町商議所会員たちにプレゼンテーションを行った。
「人口減少」と「少子化」という安芸津町が抱える課題を踏まえ、3グループが地域の活性化について1案ずつアイデア(映えスポットマップ、グッズ、レシピ)を発表した。生徒は、スライドを使いながら、視覚的に工夫を凝らして意見を述べた。レシピを提案した3年の品川結音さんは「安芸津特産の赤じゃがを、安芸津以外の地域の人に広く知ってほしいと思い、5人で考えた」と話していた。3年生担任の加藤真保教諭は「初めての取り組みだったが、今後も続けていきたい。生徒たちは皆、安芸津が大好きなんです」と笑顔で話していた。
同商議所の橘高信行会長とは「なかなか考えつかないアイデアだった。今後も安芸津の魅力を発信し続けてほしい」、商議所会員の三浦仙哉さんは「情熱を感じた。ユーザーセグメント、ターゲット、ポジショニングを深掘りし、少しでも現実になればうれしい」とそれぞれ講評した。
(林)