建設中の「東広島芸術文化ホール(くらら)」の仮囲いに描かれた壁画の除幕式が2月18日に行われた。
壁画は縦1・8、横8。付近を通学路にしている賀茂高校に市が依頼。同校美術部員10人が共同制作した。製作期間は昨年12月から今年の2月13日まで。イメージと色のアイデアを出し合いながら描いた。
壁画のテーマは四季。西条の街並みを背景に、桜、夏祭、紅葉、雪景色をデザイン。くららが一年中愛されるようにと願いを込めたという。
部長の吉田稀美子さん(17)は「制作は大変だったが楽しかった。この絵を見る人にも楽しい気持ちになってほしい」と話していた。壁画は仮囲いが外される今年8月ごろまで飾られる。(越智)