東広島市黒瀬町川角の焼き肉くろせ/黒瀬精肉店(平松輝久社長)で4月1日、自社で飼育した「黒瀬牛」の解体ショーが行われた。
牛刀一本で、またたく間に肉が切り分けられていく。初めに取り上げたのは肩ロース。霜降りが細かく網の目のようになっており、観覧者の驚く声があがった。
平松社長は、育てた牛を独自の解体法でさばいている。「牛を育てるのは大変ですが、気持ちを込めるほど旨味が出る気がします。おいしいと言ってもらえることが牛の喜びだと思っています」と話す。「牛の解体は、一般的に見ることは少ないはず。これからはイベントとしても行っていきたいですね」と平松社長。