竹原を舞台にしたアニメ「たまゆら」が2017年8月に「2018年度版 日本のアニメ聖地88」に選定された。(一社)アニメツーリズム協会(東京都千代田区)が、「訪れてみたい日本のアニメ聖地」について、16年7月から国内外のアニメファンを対象に、Webやアンケートで投票を募ったもので、「たまゆら」は5万票以上を獲得した。
アニメ聖地認定プレートの受領式は4月23日、竹原市役所で行われた。今栄敏彦市長が同協会の寺谷圭生理事から同認定プレートを受け取った。寺谷理事は「アニメファンが竹原のファンになるように、市民の皆さんと一緒に竹原の魅力発信に努めていきたい」と話していた。竹原市観光協会の堀川大輔副会長は「より多くの方に来てもらえるように、街を巡るスタンプラリーや店舗の特典、イベントなどを考えていきたい」と喜んでいた。
市は、海外のアニメファンのために、英語版たまゆら聖地巡礼マップを1万部作製し、広島市内のゲストハウスなどに配布する予定。同マップはWebでも発信する。
(石田)