児童数の増加で、4月から新設の市立龍王小と分離する市立寺西小で3月23日、お別れ会が行われた。
寺西小は約1300人の児童が在籍していたが、その中の約550人が、龍王小に登校することになった。お別れ会では、龍王小に登校する5年生が総合的な学習の時間を使い、龍王小や周辺地域について調べたことを発表。龍王小のデザインや学校誕生に関わった人たちの願いなどを説明した。
龍王小に通う児童を代表して5年生の斉藤康介君は「寺西小で学んだ『5つの宝』を大切にし、龍王小を元気で明るく、やる気いっぱいの学校にしていきたい」とあいさつ。寺西小に残る児童代表の5年生・中岡輝さんは「力を合わせて新しい歴史を作ってください。離れても会えなくても強い絆でつながった仲間」と話した。この後、それぞれの代表児童が旗やパネルの記念品を交換した。
寺西小に残る5年生の當宮光稀君は「龍王小に通う同級生が6年生として龍王小を引っ張っていってほしい」、龍王小に登校する5年生・末平里夢花さんは「離れても寺西小のみんなと共に頑張りたい」と話していた。
(石田)