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連携プレーで詐欺を防ぐ JA広島中央 黒瀬支店を表彰

  • 2021/05/26

石宮署長から感謝状を受け取る立濱英雄支店長(中央)

 

 東広島署は8月11日、詐欺を未然に防ぎ事件解決に貢献したとして、JA広島中央黒瀬支店を表彰した。黒瀬支店の3人が出席し、石宮喜志夫署長が立濱英雄支店長に感謝状を手渡した。
 昨年6月19日、JA黒瀬支店に預金を引き出そうと訪れた被害女性(当時80歳)の解約理由を聞いた森田美紀子支店長代理(現在は副支店長)が不審に思い、支店内で対応を検討し、警察に連絡。
 同社の風呂光桂子さんと共に、犯人が現金を受け取りに来るという被害者宅へ同行し、事件を未然に防いだ。
 これをきっかけに捜査が進められ、今年の6月、他の詐欺事件と合わせて犯人グループが逮捕、起訴された。
 事件は、男が高齢者に福島県の土地を買うことを持ち掛け、金をだまし取ろうとしたもの。被害者は以前にも詐欺に遭っており、土地を買うことでその時の金を取り戻すことができると言われたという。
 立濱支店長は「声掛けの重要性や水際で食い止めることの大切さを再認識した。これからも詐欺防止に務めたい」と話していた。(西村)

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