米や食品、燃料の総合卸業の食協(本社・広島市南区、武信和也社長)は5月6日、2022年に開設した、精米工場では国内トップクラスの志和精米工場(東広島市志和町冠)で田植え体験と精米工場見学会を開き、約200人が参加した。
参加者は、午前中、周辺の住民から借りた田んぼで田植えを体験。午後から志和精米工場や食品倉庫の見学を行った。参加者には家族連れが多く、ビンゴゲームやカープチケットが当たる抽選会は大いに盛り上がった。
安芸郡海田町から参加した男子高校生(16)は「昨年も参加し、今回が2回目。普段、体験できないことをたくさん体験できるいい機会だった」と笑顔。
武信社長は「生産者と消費者をつなぐ機会とし、消費者には安心・安全なお米を提供していきたい。全国的にも珍しいイベントなのでこれからも多くの人に参加してほしい」と話していた。秋には稲刈りのイベントを予定している。
(生野)