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三津小児童が田植え

  • 2021/06/02

田植えをする児童と住井さん(右から3人目)。左は田植えを見守る上垣組の社員

 

 東広島市安芸津町三津の市立三津小学校5年生23人が6月13日、小学校近くの水田で田植えをした。
 子どもたちに稲など植物の大切さを学んでほしいと隠畑自治会長の住井正美さん(55)が約30年前から水田と稲を提供し、夫婦で田植えの指導を毎年行っている。
 子どもたちは田んぼのぬかるみに足をとられながらも、時々歓声をあげて田植えを楽しんでいた。「2㎝の深さに植えるのが難しかった」と南歩希君(10)。
 田植えの後は、近くで治山ダムの工事を行っている上垣組の現場事務所で、住井さんへ田植えについての質疑応答の時間が設けられた。最後に上垣組から熱中症予防のあめが子どもたちに配られ、皆笑顔で喜んでいた。
 児童は後日、当日交通整理を行い、手洗い場所などを提供した上垣組へ感謝状を贈った。
 植えた稲は「たんちょう」という餅米の品種で長さが150㎝近くなる。秋に稲刈りを行い、長いわらは正月のしめ縄作りに使われる。12月には収穫した米で餅つきをして、全児童で食べる計画。(堀江)

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