学校法人馬越学園(馬越洋介理事長)は1月14日、東広島市八本松飯田の八本松みづき認定こども園で、人気イタリアンシェフの片岡護さんを講師に招き、離乳食教室を開いた。
片岡シェフは、双子の孫娘のための離乳食作りをきっかけに離乳食・幼児食のレシピ本を出版したり、学校給食の支援活動にも取り組んだりしてきた。参加した家族や市内の飲食関係者など約50人は、片岡シェフのポイントを説明した実演にくぎ付け。片岡さんは、塩を使わない基本の野菜スープや赤パプリカ、カボチャのピューレの作り方を披露。試食した参加者は、素材の味のうま味に驚きの声を上げていた。片岡シェフは「おいしくするにはひと手間が大切」と呼び掛けた。
家族で参加した西条町寺家の山本久美さんは「素材の味でおいしかった。料理するときに塩分を控えていきたい」と喜んでいた。片岡シェフは「たくさん食べるようになるので、野菜スープを作ってほしい。栄養バランスの良い食事方法を考えてほしい」と話していた。
(石田)