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東広島市民ミュージカル 黒瀬公演が15周年

  • 2021/06/02

 

 地元の民話を元に、一般市民が作り上げる東広島市民ミュージカルの黒瀬公演「つきとひの光にあけし ひとのやみ」が2月16日、東広島市黒瀬町菅田の黒瀬生涯学習センターせせらぎホールであった。小学生から高齢者までの出演者とスタッフらが半年の準備期間を経て挑んだ公演に、客席から惜しみない拍手が送られた。
 脚本は黒瀬町の民話「あかずの厨子」を題材に、同市西条町の会社員・森新太郎さん(30)が手掛けた。観客の同市西条町寺家の高橋八重子さん(72)は「衣装も大道具も本格的で楽しめた」と笑顔。
 黒瀬公演は今回で15年目を迎えた。子役だった子どもがスタッフや役者として活躍している。 初回から道具作成に関わっている同市黒瀬町乃美尾の池田康彦さん(79)は公演を終え、「ボランティアの支えがあるから続いている。いいチームワークで、納得いく作品ができた」と満足そうな表情。
 同制作実行委員会は「20、30周年を目指し、これからも市民に楽しんでもらえる作品作りに心を一つにして取り組んでいきたい」としている。(森)

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