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連携プレーで詐欺を防止 東広島署で表彰式

  • 2021/06/02

石宮喜志夫署長から表彰状を受け取る谷本さん(右)

 

 東広島署は特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして1月24日、しまなみ信用金庫西条支店を表彰し感謝状を贈呈した。
 昨年11月13日、「今日中に金が必要なのですべての取り引きを解約したい」と同支店に被害者の女性(当時73)が訪れた。女性によると自宅に海外通貨への投資に関する資料が郵送されてきて、封筒を開封したのであれば株に投資してほしいと電話があったという。
 取り急ぎ60万円支払うと、次の土曜日には1500万円になって返って来るという内容だった。窓口で対応した谷本美由紀さん(31)は不審に思い川品浩司支店長(51)に相談。詐欺事件の可能性が高いと判断した川品支店長がすぐに警察へ通報。職員一丸となって被害を未然に防いだ。
 川品支店長は「スタッフにはしっかりお客さまと話をして異変をすぐに感じることができるよう日頃から徹底していました。今回の経験を今後に生かしてさらに一致団結して務めていきたい」と話していた。(堀江)

 

 

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