第94回都市対抗野球大会中国地区2次予選の敗者復活2回戦が6月6日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで行われた。東広島市の伯和ビクトリーズはＪＲ西日本（広島市）と対戦し、0―3で敗退。7月14日から東京ドームで行われる都市対抗本大会への出場を逃した。
2021年以来、2年ぶりの本大会出場を目指したビクトリーズ。5月に行われた1次予選の広島県大会では、初戦で敗れた後、敗者復活戦を勝ち抜いて第5代表として2次予選出場を決めた。
2次予選では、初戦でＪＲ西日本に2―0で勝利したが、続く準決勝でシティライト岡山（岡山市）に0―1で敗れ、敗者復活トーナメントに出場していた。敗者復活初戦では、日鉄ステンレス（光市・周南市）に3―2で勝利。2回戦で再びＪＲ西日本と対戦し、敗退した。
内山孝起監督は「個人の結果にこだわりすぎた。チームの勝利のために何ができるのかを改めて考えるきっかけになった」と大会を振り返り、「エースの平岡航を中心に、少ないチャンスをものにできる打線に力を入れて日本選手権に臨みたい」と決意を新たにした。
（取材班）
