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管理職27人がイクボス共同宣言 市内の行政機関や民間企業 多様な生き方を推進

  • 2023/06/20

 東広島市は、職場環境改善に取り組む「イクボス」の活動を市内全体に広めようと5月31日、「イクボス共同宣言東広島」を東広島芸術文化ホールくらら(同市西条栄町)で開き、関係者約180人が参加した。

 「イクボス」とは、部下の仕事と生活のバランスを応援しながら、自らも仕事と私生活を楽しむ上司のこと。宣言式には、活動に賛同した市内の行政機関や民間企業、大学などの代表者27人が参加し、同宣言書に署名。前延国治副市長が「多様な働き方を推進し、働きやすく働きがいのある組織を育てるボスになる」と力強くイクボス宣言をした。

 宣言式に先立ち、イクボス提唱者のNPO法人ファザーリング・ジャパン(東京都)の安藤哲也代表理事が、「ボスが変われば職場が、家庭が、社会が変わる」のテーマで講演。
 イクボス宣言をした広島国際大学の焼廣益秀学長は「学生や教職員が大学に来て楽しいと思えるような職場にしたい」と話していた。

 宣言をした団体や宣言者などは、市ホームページに掲載する。

(山北)

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