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全国818点の新酒を審査 全国新酒鑑評会 製造技術研究会

  • 2023/07/03
少量の酒を口に含み味や香りを確認する酒造関係者(撮影・久野)
少量の酒を口に含み味や香りを確認する酒造関係者(撮影・久野)

 全国新酒鑑評会の製造技術研究会が5月31日、6月1日の両日、東広島市西条町田口の東広島運動公園で開かれ、全国から約900人の酒造関係者が訪れた。酒類総合研究所(同市鏡山)と、日本酒造組合中央会(東京都港区)の共催。清酒の製造技術と品質の向上を目的に毎年開催されており、今年が111回目。

 全国の蔵元から818点が出品。出品酒の持つ味、香りなどを研究所の職員、国税庁の職員などが審査し、金賞酒218点を含む入賞酒394点を選んだ。広島県からは11点が入賞酒、うち8点が金賞酒に選ばれた。

 金賞を受賞した瀧自慢酒造(三重県名張市)の専務取締役の杉本龍哉さんは「他の蔵元さんのお酒を飲み比べるとどこもレベルが高く、身が引き締まる。これからも評価してもらえるお酒を提供していきたい」と話していた。

(久野)

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