東広島青少年オーケストラ(風井礼子代表)はこのほど、東広島市内の障害者施設の利用者らを招待し、同市西条町田口の六方学園(田中久喜学園長)体育館でライブを行った=写真。「演奏会」と「生きる」という意味を込めた「ライブ」は、「Together Live ひがしひろしま」をテーマに、オーケストラとの合唱、合奏、セッションなど盛りだくさん。
本番前のリハーサルから公開され、計3時間15分の長丁場ながら来場者は音楽の世界へと引き込まれ、「楽しい」という声と笑顔のあふれるライブとなった。オーケストラの伴奏で同市高屋町小谷の西の池学園カラオケサークルが「上を向いて歩こう」「だいじな人だから」を歌い、サンバ楽器を手にした障害者は、広島大学大学院講師の寺内大輔さん(38)の指揮で即興演奏に参加。「その場限りの面白さ、狙ってできないよさがあった」と竹内さん。
カラオケサークルの田中みよ子さんは「みんなで歌って楽しかった」と笑顔。ライブは同市の「市民協働のまちづくり活動応援補助事業」の一つとして開催。 (森)