7/6

(SAT)

障がい者工賃の向上に取り組む ヤマト福祉財団から助成金 あおぞらぱん屋さん

  • 2023/09/18

 社会福祉法人平成会(赤坂秀則理事長)が運営する東広島市高屋町宮領の就労支援施設「宮領ワークセンター」は今年度、ヤマト福祉財団の障がい者給料増額支援助成金を受け、施設利用者の工賃の向上に取り組む。

 助成額は287万円で、同施設の事業「あおぞらぱん屋さん」で使用する急速冷凍庫とミキサーを購入。焼き立てのパンを急速冷凍し、高い品質を維持したまま保存。これによって、人気の商品を計画的に製造・販売できるようになることから、廃棄量減少と売り上げの増加を目指す。

 今後、インターネット販売の実現にも取り組み、施設利用者の工賃の増額につなげる計画。

 7月に行われた助成金の贈呈式では、ヤマト福祉財団の酒見高志さんが、同店の中井隆博店長に贈呈書を手渡した。支援員の須賀真希さんは「施設利用者のやりがいの創出や、地域の活性化につなげていきたい」と意気込んでいた。

(高藤、橋本)

関連する人気記事

新着記事