第45回東広島市子ども相撲大会(安芸津柔道・相撲スポーツ少年団指導者の会主催)が9月24日、同市安芸津町三津の同市立安芸津中学校(安芸津町三津)の相撲場で行われた。
参加者は同市内12小学校から男女45人が参加。個人戦で競われ、選手らは思い切って土俵上でぶつかり合い、力強い相撲で会場を湧かせた。応援席からは「頑張れ!」と大きな声援が送られていた。
同スポ少主催者事務局の道免宏昭さん(63)は「台風やコロナ禍などで5年ぶりの大会となったが、45人の申し込みがあり、これだけ集まってもらって開催できたことがうれしい」と話していた。
50年の歴史ある同大会には、過去、安芸津町出身で大相撲元幕内力士・安芸乃島関(現高田川親方)が幼少期に参加するなど、伝統ある大会として知られている。
同市西条町大沢から子どもの応援に駆け付けた高山麻比さん(36)は「今日の大会を楽しみにしていた。子どもたちの頑張る姿に元気がもらえ、声援にも力が入る」と、興奮しながら話していた。
(林)