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盲導犬に理解を 板城西小で授業 東広島WLC

  • 2023/10/18
盲導犬の歩行誘導を見学する児童(撮影・山北)
盲導犬の歩行誘導を見学する児童(撮影・山北)

 東広島ウエストライオンズクラブ(WLC、伊藤聖一会長)は9月27日、東広島市立板城西小(同市黒瀬町小多田、増上正美校長)を訪れ、視覚障害者や盲導犬への理解を深めてもらう盲導犬授業を行った。3年生7人が参加。講師は、日本盲導犬協会に所属する島根あさひ訓練センター広島事務所(広島市)の原水穂さんと角谷南さんが務めた。

 原さんらは、歩行誘導などを盲導犬の訓練犬ナルと一緒に実演。盲導犬ユーザーが安全に歩くために大切なことは、周囲の人が盲導犬に▽触らない▽声を掛けない▽じっと見ない―などと説明した上で、「盲導犬は信号を判断することはできないので、困っている人がいたら声を掛けて」と呼び掛けた。

 授業を受けた岡本すずさんは「目の見えない人が、盲導犬と一緒に楽しく暮らしていることが分かった。町で困っている人に出会ったら声を掛けたい」と話していた。

(山北)

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