東広島市西条町西条東の蓮池うるし工芸（蓮池稔社長）はこのほど、第２４回全国伝統的工芸品仏壇仏具展の伝統意匠部門で最高位「経済産業大臣賞」を受賞した。経済産業大臣の指定を受けた仏壇・仏具を評価する同展は３年に一度開かれ、同社は前回の２０１７年に続き２回連続の受賞となった。
蓮池社長は３月３１日、高垣広徳市長を表敬訪問し、受賞を報告。蓮池社長は「業界で初めての２回連続受賞なので、喜びよりもプレッシャーが大きいが、これからも作品を通じて作り手の心のぬくもりや伝統を伝えていきたい」と話し、高垣市長は「とても素晴らしい作品で感動した。これからも伝統継承のため、すてきな作品を作り続けてほしい」と称えた。
高垣市長に仏壇の説明をする蓮池社長（左）
