エゴマを使った商品をPRする佐々木会長(撮影・山北)
福富エゴマ会(事務局・東広島市福富町下竹仁、佐々木新悟会長)は、福富物産しゃくなげ館(同市福富町下竹仁)で8月7~8日、道の駅湖畔の里福富(同市福富町久芳)で8月14~15日にそれぞれ特産品を知ってもらい地域を盛り上げようと、初めてエゴマフェアを開く。
フェアでは、定価2160円の福富エゴマ油(140㏄)を1800円で一日200本、定価840円の焙煎エゴマの実(180g)を700円で一日50袋、それぞれ販売する。両店舗とも、1500円以上商品を購入すると、焙煎エゴマの実(90g)を一日80人限定でプレゼントする。
エゴマは、ゴマのような形をしているシソ科の植物。種子から搾られたエゴマ油は「畑の青魚」と呼ばれるほどEPA、DHAの素となるα―リノレン酸を豊富に含み、免疫力強化や認知症予防、動脈硬化予防などに効果があるといわれている。
福富町のエゴマは、無農薬で一粒一粒が手摘みで、熟練した農家が手間暇を掛けて作っている。
佐々木会長は「エゴマを食べて、飲んで健康になってもらいたい」、道の駅の神田健志部長は「この機会に、福富町の特産品のエゴマを知ってもらえたら」と話していた。
福富町では2002年から本格的にエゴマの栽培に取り組み、現在同会の会員は44人。40戸が約5へクタールで栽培している。日本でエゴマは、食べると10年長生きするとの言い伝えから別名「ジュウネン」とも呼ばれている。
(山北)