東広島市は、市役所来庁者が書類の記入など窓口での手間や負担を減らすため、「書かない窓口」を来年度より導入予定。東広島市役所では10月18日、職員による窓口体験が実施された。
県内では初の取り組みで当日はアドバイザーも参加。当日は職員が市民役を演じ、実際に来庁した際の窓口での手続きや手続きに必要な所要時間などを確認した。
体験後はワークショップも行われ、体験した職員からは「手続きや記入回数、回る課が多い」「手続きするだけで2時間もかかった」などと課題が出され、「今後は立っている人を椅子に案内したりあいさつしたりすることで安心感を与えたい」という声も上がった。
総務部の坂手顕介さんは「市民が1つの課で最低限の負担で手続きができるよう、さらに力を入れていきたい」と話していた(東原)
市職員が市民役を体験 窓口での負担改善を検討
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