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社会貢献賞を受賞 子どもに陸上の魅力発信 ダイソー女子駅伝部

  • 2023/11/15
陸上教室で子どもたちに指導するダイソーの選手たち(提供写真)
陸上教室で子どもたちに指導するダイソーの選手たち(提供写真)

 東広島市に練習拠点を置くダイソー女子駅伝部(岩本真弥監督)が「実業団 of The Year」(日本実業団陸上競技連合主催)の2022年度社会貢献賞を受賞した。地域の陸上競技の普及に取り組んできたことが評価された。

 ダイソー女子駅伝部は2019年に発足。選手らは、コロナ禍の規制が緩和され始めた21年秋頃から、競技生活と平行して、次世代を担う子どもたちに、陸上の魅力や楽しさを伝える活動に取り組むようになった。

 21年秋には、「ダイソーチャレンジ」と銘打って、主に小中学生を対象に長距離記録会を実施。23年秋までに計14回行い、県内外から延べ5000人の選手が参加した。22年春からは、県内の小学校を訪れ、陸上教室や親子かけっこ教室を開催。これまでに13回開き、延べ1100人が参加した。22年12月には、ケニア人選手2人が県内の中学校で講演を行い、交流を深めた。

 池崎愛里選手(25)は「子どもたちと交流する時は、会社を背負っていることを忘れないようにしている。長く陸上を続けてほしいという思いがあり、走る楽しさを伝えるようにしている」と話している。

(日川)

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