近畿大学附属広島高東広島校(東広島市高屋うめの辺、橋本晃一校長)はこのほど、高校1年生を対象にした年金セミナーを開き、約280人が受講した。同セミナーは、日本年金機構の公的年金制度の普及活動の一環で、今回で2回目。
講師は、日本年金機構呉年金事務所の片岡拓真さんが務めた。生徒は公的年金制度を「桃太郎」に例えて説明したアニメーション動画を見た後、公的年金の目的や仕組み、役割などについて学んだ。
片岡さんは、「学生が保険料を支払えない時は学生納付特例制度の申請をすると納付が猶予されるので、必ず手続きを」と呼び掛けた。
セミナーを受講した尾﨑柚奈さんは「国がなくならない限り年金制度はなくならないと聞いて、年金に対して前向きになった」と話していた。
(山北)