東広島市は2月6日、落語を通して相続や終活について考えるセミナーを同市豊栄町鍛冶屋の豊栄支所大会議室で開いた。市の豊栄町空き家対策支援事業の一環。講師は、全国で落語を取り入れた講演を行っている行政書士の木﨑海洋さん。会場には約100人の地域住民が集まり、木﨑さんの話に笑顔で耳を傾けていた。
セミナーは、木﨑さんがこれまで実際に相談を受けた相続や終活の内容を分かりやすく、笑いを取り入れながら解説。参加者は「終活は自分だけのためではなく、残された家族のためにもなることが分かった」と話していた。
同市は3月5日、同所で講師に一般社団法人さくらブリッジの湯上みどり理事を招き、家財の整理について考えるセミナーを開催する予定。
(繁澤)