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思い込めたコサージュ胸に  吉川小で14人が卒業式

  • 2021/09/22

卒業式で胸に飾るコサージュづくり

 

 東広島市立吉川小学校(宗近秀夫校長)の6年生14人は卒業式前日の3月18日、式典で左胸に飾る花のコサージュづくりに挑戦。14人と保護者が参加し、オレンジのバラを中心にピンクのスターチス、カスミソウ、アイビーなどの生花を添えたオリジナルのコサージュを作った。

 児童は慣れない手作業に戸惑いながらも生花やリボン、テープで、友だちと相談しながら思いを込めて約10?のコサージュを完成。角谷大樹君は「不器用ですが先生に教えてもらい上手にできました」とにっこり。

 少子化で小・中の統廃合が進む中、同小では積極的に自然に触れ合い、地域との交流を大切にした教育活動を行っている。特色のある教育を受けたいと希望する保護者には一定の条件を付けて市内全域から特別に入学・転入を認める小規模特認校。コサージュづくりは教育活動の一環で初めての試み。

 19日、コサージュを胸に卒業式に臨んだ児童たちは希望に満ち誇らしげだった。(門山)

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