東広島市は8月27日、大手百貨店のそごう・西武そごう広島店(広島市中区、吉田幸永店長)、ANAグループの不動産部門などを担うANAファシリティーズ(本社・東京都、丹治康夫社長)、賀茂地方森林組合(東広島市高屋町、川口洋海代表理事組合長)の三者と同市森林(もり)づくりパートナー協定を結んだ。
市役所で行われた締結式では、市と三者が協定書に署名。高垣広徳市長は「持続可能な社会の実現に向け発展し続ける契機となり、より多くの人に活動の場が広がることを期待する」、そごう広島の吉田店長は「開店50周年を迎えるのを機に、顧客や地域との信頼関係をさらに築きたい。家族での森林体験や自然教室などを開催し、地域の発展に貢献していく」とそれぞれあいさつした。
今後10年間、ANAが所有する同市福富町の1㌶の森林を借り受けて、そごうの森と命名し、顧客とともに下刈りなどの森林保全活動や同森林組合と協働で植樹活動を行う。(山北)