■西条酒蔵通り地区の町並みの保存と活用を考えるワークショップの開催
竹原町並み保存地区など重要伝統的建造物群保存地区の先行事例を学ぶ初めてのワークショップを12月15日、東広島芸術文化ホールくららで開催。
西条酒蔵通り地区の歴史的な町並みを保存するため東広島市では、2021年9月に市伝統的建造物群保存地区保存条例を制定。保存地区のルールなどを定めてきたが、先行事例を勉強することで、さらに見識を深める。
■次世代学園都市の実現に向けたバイオ分野の産学官連携強化
企業版ふるさと納税(1200万円)を活用し、(一社)バイオDX推進機構の取り組みを強化していく。同機構は、広島県や広島大学などと組織。オープンデータを前提にサンプルを企業から募集し、ゲノム(遺伝子情報)の解析を企業や学生が学べるオープンイノベーション環境を新たに構築する。東広島市が取り組む次世代学園都市構想の一環。
■多文化共生に向けた「国際交流×防災運動会」の開催
「防災」をテーマに12月14日、東広島市立御薗宇小で「国際交流×防災運動会」を開催。クイズや毛布担架競争などの防災競技、災害VR体験ブースなどを実施。JICA中国と多文化共生社会の実現に取り組んでいる市の連携事業。
東広島市には、2024年10月末現在、114の国と地域から9429 人の外国人市民が在住。外国人市民の割合は4.94%と、中四国の中でもトップクラス。
■高屋情報ラウンジ 愛称は「あったかや」
JR西高屋駅の橋上化にあわせ、駅舎2階に図書館と交流センターの複合施設「高屋情報ラウンジ」が来年3月に供用開始する。その施設の愛称が「あったかや」に決まった。今年8~9月にかけて公募。応募総数714件から大学生や高校生ら愛称選考委員会が審査し、「世代を問わず地域の人が集い、あたたかい和やかな空間の中で交流やアイデアが生まれる場となってほしい」というコンセプトに合った「あったかや」に決定した。
最優秀賞は10人が受賞。また、近畿大学附属広島高校東広島校美術部3年の吉田麻紗さんが、あたたかさや施設の木調をイメージして「あったかや」のロゴを制作した。
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