SDGsサンド賀茂⁉
県立西条農高畜産科3年の常友美輝さん(18)、安本彩乃さん(18)、三宅思乃さん(18)が、11月2日と3日に東京都であった高校生による創作料理コンテスト「第8回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の決勝大会に出場。食品残さ飼料(エコフィード)で育てた豚の肉や県内産の農作物を使ったサンドイッチ「SDGsサンド賀茂⁉」を披露し、全国7エリアから勝ち上がった8校の中で準優勝に輝いた。持続可能な開発目標「SDGs」に貢献する循環型農業をレシピに取り入れたことが評価された。
畜産科では、廃棄される麦茶殻をエコフィードとして豚の飼料に混ぜる研究を進めている。3人は、自分たちが麦茶殻で育てた豚肉をもっと知ってもらいたい、と大会への出場を決意。同科の石井朝子教諭(41)や生活科、食品科学科の協力を得てレシピを考案した。