広島県警察本部より
広島県内で,新型コロナウイルスに便乗した特殊詐欺被害が発生し、80歳代の女性が、キャッシュカードをだまし取られました。
事件の概要は、次のとおりです。
4月18日土曜日、突然●●銀行本店の職員を名乗る女性から電話がかかり、
「●●銀行本店の△△です」
「4月いっぱいで、新しいキャッシュカードに替わります」
「本店まで来られますか?」
「今,コロナが出ているので、こちらからお伺いして,手続きをお手伝いします」
「全ての銀行のカードを封筒に入れて、封をしておいてください」
と言われました。
その電話の最中に銀行職員になりすました犯人が家に現れ、その犯人にキャッシュカードをだまし取られてしまいました。
これは、コロナウイルス流行の不安につけ込んだ悪質な犯罪です。
あなたの自宅や家族の家にも、このような電話がかかるかもしれません。
被害にあわないために、次のことに気をつけてください。
○家にいるときも、留守番電話に設定して、電話の相手や内容を確認してから電話に出たり、かけ直したりするようにしましょう。
○キャッシュカードや通帳を他人に渡したり、送ったりしてはいけません。
○暗証番号は、絶対に他人に教えてはいけません。
○このような電話がかかったら、すぐに電話を切ることが大切です。電話を切ってすぐに警察に通報をしましょう。