毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。
歯にまつわるいろんな情報をお届け。
今回は、さくらファミリー歯科 乾孝史先生に「酸蝕症(さんしょくしょう)」 について話を聞きしました。
さんしょくしょう
酸蝕症とは?
歯は、真ん中に神経があり、その外側に象牙質、一番外側にエナメル質があります。このエナメル質は加齢とともに削れて薄くなっていきますが、それ以外にも、「酸」によって溶けてしまいます。酸を頻繁に摂っているとエナメル質が溶けてしまう〝酸蝕症〟の症状が出てきます。ある調査によると、国民のおよそ4人に1人が酸蝕症だという結果も出ているそうです。
「酸蝕症」
予防するにはどうすれば?
クエン酸、炭酸飲料、赤ワインやビール、フルーツなどは特に酸性が強いです。酸性の食品の中には健康に良いとされている物も多いので完全に控えるのは難しいので、チーズなどの乳製品や海藻類などのアルカリ性の食品とバランスを考えながら食べるようにしたり、歯ごたえのある物を食べてだ液の分泌を促したりすると良いでしょう。気を付けるべきポイントは、「酸性の食べ物などを長時間摂らない」「寝る前の摂取を避ける」「口内を中性に保つようにする」の3点です。
9月7日13時台の出演は、にしはら歯科・西原泰先生に聞いていきます。
📻インターネットサイマルラジオでも放送を聞けます
▼さくらファミリー歯科HP