濱口竜介監督作「ドライブ・マイ・カー」が、第79回ゴールデングローブ賞映画部門の非英語映画賞を受賞し、アカデミー賞にノミネートされたと話題になっています。この映画は広島を舞台としたロードムービーで、東広島でも撮影が行われました。作品の魅力や県内のロケ地をご紹介します。
「ドライブ・マイ・カー」がゴールデングローブ賞受賞! 東広島の撮影場所と作品情報
NEW!【2022年3月29日投稿】続報!映画の最新情報はこちらの記事チェック▼
「ドライブ・マイ・カー」がゴールデングローブ賞 非英語映画賞を受賞
ハリウッド外国人記者協会が主催する第79回ゴールデングローブ賞映画部門の発表が現地時間1月9日に行われ、浜口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が非英語映画賞(旧外国語映画賞)を受賞しました。
日本人監督の作品が外国語映画賞を受賞するのは、1960年の市川崑作「鍵」以来の62年ぶりの快挙です。
🏆Golden Globe® Awards🏆
— 映画『ドライブ・マイ・カー』 (@drivemycar_mv) January 10, 2022
非英語映画賞受賞!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゴールデン・グローブ賞にて、
『#ドライブ・マイ・カー』が
非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞しました🎉
日本映画としては市川崑監督の『鍵』以来62年ぶりの受賞!快挙です✨✨https://t.co/szVGMlGG4a pic.twitter.com/jO8nIHGweo
映画「ドライブ・マイ・カー」の公式Twitterでは、受賞についての投稿が公開されています。
アカデミー賞は4部門にノミネート
2022年2月8日には第94回米国アカデミー賞の候補作品が発表され、「ドライブ・マイ・カー」は4部門にノミネート。作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の候補に選ばれました。日本の映画がアカデミー賞の作品賞にノミネートされるのは初めてです。アカデミー賞の結果発表と授賞式は、3月27日にハリウッドで行われます。
作品の受賞歴
ゴールデングローブ賞やアカデミー賞候補のほか、数々の賞に選ばれている本作。
映画配給会社ビターズ・エンドが映画「ドライブ・マイ・カー」の受賞歴をまとめています。
東広島での撮影場所を紹介
映画「ドライブ・マイ・カー」は、舞台となった広島で大部分が撮影されました。
東広島市もロケ地のひとつとして、映画に登場しています。
東広島市芸術文化ホールくらら
広島県東広島市西条栄町7-19
東広島市芸術文化ホールくららでの撮影では、事前にエキストラの募集がありました。
くわしい記事はこちら(【2021年公開】村上春樹原作 映画『ドライブ・マイ・カー』が東広島でロケ! 【エキストラ大募集】)
小谷SA(下り)
広島県東広島市高屋町小谷5233-2
ロケ地広島での撮影場所
ほかにも、広島県内のさまざまな場所で映画の撮影が行われました。
広島フィルム・コミッションサイトでは、「ドライブ・マイ・カー」のロケ地マップが公開されています。
映画「ドライブ・マイ・カー」のストーリー
小説家村上春樹の短編小説集が原作の「ドライブ・マイ・カー」。
舞台俳優で演出家の主人公が妻を亡くした喪失感と向き合う姿が描かれた物語です。
舞台俳優であり演出家の家福は、愛する妻の音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう――。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻の姿をオーディションで見つけるが…。
Tジョイ東広島で1/11から再上映
8月20日に公開された映画「ドライブ・マイ・カー」。
東広島市西条にあるフジグラン東広島3階のTジョイ東広島では、作品の再上映が決定しました。
Tジョイ東広島公式Twitterの情報によると、1月11日から上映を再開するそう。
まだ見ていない方はぜひ見に行ってみてください。
(文:東広島デジタル編集部)
監督記者会見の様子はこちら▼
東広島市内でも撮影!映画「ドライブ・マイ・カー」濱口竜介監督が記者会見