東広島でも年々増えている「空き家」。気になる空き家について、プレスネット読者と東広島デジタルユーザーに聞きました。
【アンケート概要】
期間/2024年4月29日~5月14日 回答者/東広島市に在住または通勤・通学している人 回答数/80人 ※プレスネット調べ
Q.近所に空き家がある?
約4割の人が近所に空き家があると答えました。令和3年度東広島市空家等実態調査によると、市内の空き家の数は3,947軒。平成28年から5年間で187軒増えています。
Q.空き家を所有している方に聞きました 空き家をどのように管理している?
定期的に自分で管理している・・・48%
そのままにしている・・・32%
不動産業者にお願いしている・・・4%
その他・・・16%
空き家を所有している人のうち半数は、定期的に自分で管理していると回答。自分で管理することが難しい場合は、不動産業者に管理をしてもらっている人もいるようです。
そのままにしている理由
遠方に住んでいるから・・・27%
お金がかかるから・・・20%
相続問題が複雑だから・・・13%
時々使っているから・・・7%
今後活用する予定があるから・・・7%
どうしたらいいか分からない・・・7%
その他・・・19%
空き家を放置している理由で最も多かったのが、遠方に住んでいて管理が難しいという回答。費用面が理由で放置している人は、空き家の利活用や解体などの補助金を利用できる場合があります。
Q.住まいを探すとき、または空き家を売却などするときに「空き家バンク」を使おうと思う?
空き家バンクの活用を希望する人は約4割。空き家バンクの取り組みについて、このアンケートで初めて知ったと答える人もいました。
はい・・・44%
空き家バンクを知らない・・・42%
いいえ・・・14%
「はい」と回答した理由
■すでに利用しています!空き家バンクで家を探して移住しました!
■空き家の活用方法が分からないので有効に活用してもらえるのはありがたいです。
「いいえ」と回答した理由
■家を買うなら新築で建てたいから。
「空き家バンクを知らない」と回答した理由
■どこで手続きできるか、内容などを知らない。
■初めて聞きました。長く住むつもりで家を建てましたが、いつ何があるか分からないので、知っておくといいなと思います。
空き家バンクとは
売却や賃貸したい空き家の情報を、購入や賃借したい人に提供する制度。空き家所有者が登録した物件情報は市のホームページなどで公開され、空き家を必要としている人に情報を届けることができます。
Q.空き家に関するエピソードを教えてください
■小さいころ通学路に空き家があり、荒れ放題で怖かった。(TT)
■私の旦那の実家が空き家で、草刈りや掃除などをするため定期的に行っています。(みつばちマーヤ)
■夫の実家が空き家になり、解体することに。更地になると、やはり寂しい気持ちになります。空き家を活用できればさまざまな可能性が広がると思う。(しまねこ)
■私の住む地域には、そのままになっている空き家もありますが、親族や違う地域から引っ越してこられた家族がリフォームなどをして暮らしている家もあります。(そらいろまま)
■友達の実家が空き家で売れないらしいけれど、更地にしたら税金が高くなるし…と悩んでいました。(ズッコラ)
■遠方の祖母の家が今まさに空き家です。地震があった日、崩れていないか心配になり、片道4時間かけて様子を見に行きました。母1人では管理することが難しいので、手放すなど、早めに検討が必要だと痛感した出来事でした。(CORE)
■空き家を放置していると、茂った植木や毒蛾の発生でご近所に迷惑をかけることになるので、除草シートで対応したり植木屋さんに手入れを依頼したりしています。結構物入りなので、何か良い方法がないかと悩んでいます。(浜チャン)
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