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<特別コラム>映画「いのちの停車場」 製作総指揮の岡田裕介氏と東広島②

  • 2022/04/27

吉永小百合主演の映画「いのちの停車場」が5月21日から全国で公開されます。製作総指揮の岡田裕介氏と東広島とのつながりを5回のコラムで紹介します。(東広島デジタル編集部)

岡田裕介さん

岡田裕介さん(プレスネット撮影)

 

5月21日に「いのちの停車場」が全国公開されます。

吉永小百合主演で吉永が初めて医師の役を演じます。

製作の総指揮は東映グループ会長・岡田裕介氏が製作する最後の映画となりました。

 


岡田裕介東映グループ会長と吉永小百合

 

岡田裕介氏は1973年、慶應義塾大学商学部卒業後、映画俳優としてデビュー。1976年ごろからは映画プロデューサーとして活躍しています。

 

1980年1月に公開された、吉永小百合と高倉健が主演した東映映画「動乱」で、岡田裕介氏が初めて吉永小百合が主演する映画の製作に関わりました。以来約40年にわたって、岡田裕介氏は多くの吉永小百合主演の映画の製作に関わっています。

 

1963年、18歳で日活に入社し、清純派女優として活躍した吉永小百合は、浜田光男との清純派コンビで次々と主演映画を大ヒットさせていきます。

 

本格女優への大変身を遂げるきっかけとなったのが、岡田裕介氏がプロデュース関わった「動乱」でした。その後、東映をベースに、岡田裕介氏と吉永小百合のコンビで、「霧の子午線」「千年の恋・ひかる源氏物語」「北の零年」「母べえ」「北のカナリヤたち」「不思議な岬の物語」「北の桜森」と一流の監督やスタッフをそろえた話題作が次々と世に送り出されていきました。

 

大女優吉永小百合の誕生には、岡田裕介氏の存在があったと言えます。今回公開される「いのちの停車場」は、岡田裕介氏と大女優・吉永小百合との最後の作品となります。(千義久)

 

 

いのちの停車場 ストーリー

 

いのちの停車場メイン

(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

 

東京の救命救急センターで働いていた咲和子は、ある事件をきっかけに、故郷の金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をする。様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまい…。

 

映画「いのちの停車場」公式ホームページ↓

 

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