東広島市で唯一海が隣接している安芸津町。静かでのどかなこの町の飲食店も新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている。
地元で採れた豊富な海産物を使用し、料理に一心不乱に情熱を注ぐ職人がいる。広島県料理業生活衛生同業組合副理事長・東広島支部支部長でもあり同町で飲食店「海の味処藤田屋」を経営する藤田寛治さん。4月の緊急事態宣言を受けて売り上げは減少。売り上げの構成比を変え、以前から提供をしていた仕出しに力を入れて展開してきた。5月14日、広島県の緊急事態宣言が解除され、現在は通常営業している。心待ちにしていた人から喜びの声も。
『来店してもらえる取り組み模索』
藤田屋の魅力は、同町で採れた魚介類を大きないけすで生かした新鮮な食材を使い、料理人の手が加わることでさらにおいしく仕上げる。真ダコの「蛸造り」(税別800円)は今が旬で、食感がコリコリしていておすすめ。
安芸津町では、「へんこつ苑」「かき小屋龍明丸」「凪の蔵」「ドライブイン黒浜」も、地元海産物を提供している。
「テークアウトや仕出しは接触を防ぐ意味ではとても有効な手段になるが、新鮮な食材を店内で食べていただくのが職人としては一番うれしい瞬間。安芸津町に来てもらう取り組みを日々、模索していきたいです」と話している。
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