西条酒の酒かすを使ったかりんとうで人気の「香木堂」は11月1日、東広島市黒瀬町大多田の県道338号沿いに新工場を設置し、工場に併設する直売所兼カフェ「カフェ アルターナ」をオープンしました。
「わたし時間を大切にするあなたに」をテーマに、広島県のコーヒーソムリエがブレンドした、かりんとうに合う「アルターナコーヒー」400円(税別)や、特製のかりんとうをふりかけて食べる「かりんとうちらし寿司」800円(税別)、地元の金光酒造の酒米「雄町」の粉を使った「酒米りんごクーヘン」500円(税別)など黒瀬米や酒米、地元産の野菜などを使ったメニューを提供。工場直売の16種類のかりんとうの試食や販売も行っているそうです。
旧店舗の老朽化に伴い、約3年前から新工場と店舗づくりに取り組んだとのこと。新工場では、製品の安全性を確保するシステム「HACCP(ハサップ)」を導入し、徹底した衛生管理に取り組んでいるそうです。
カフェアルターナは約73平方㍍。同社のイメージカラーの青と清潔感のある白を基調に、天井を高く開放的な店内にしました。中央に直売コーナーを設け、窓際にテーブル8席とカウンター4席を用意。店外のテラス席も利用できる。
池田久美社長(61)は「かりんとうをもっと身近に気軽に楽しんでもらえたら。皆さんに愛され、心地よくのんびりしていただける場を目指す」と話しています。
営業時間は、月~土曜の午前10時~午後6時、日曜・祝日の午前10時~午後5時。駐車場は約10台。問い合わせは、香木堂0823(82)8646、カフェアルターナ0823(69)5511まで。
(茨木)