竹原商工会議所の平成22年度事業として採択されている「地域資源∞全国展開プロジェクト」。地域資源「たけのこ」をブランド化し、全国に売り出すことを目的とした、「竹原ブランド開発委員会」の第1回がこのほど開かれた。
各地域のブランド化にかかわってきた(株)クリエイティブ・ワイズ代表取締役社長・三宅曜子さんを専門家に招き、たけのこ生産者や地元飲食店、食品製造会社、事務局など13人で委員会を結成。2月1~4日、東京ビッグサイトで行われる商談会「第71回東京インターナショナルギフト・ショー」出品に向け、急ピッチで商品開発を進める。
会議では全国に発信したいたけのこを使った製菓・加工食品・料理のアイデアを持ち寄った=写真。たけのこ入りのレトルトカレーやお好み焼き、漬物などの案が注目。12月下旬までに試食会と会議を重ね、商品を決定。来年1月には地元で「お披露目会」を開く計画。
事務局の田中雅一さんは「東京ビッグサイトには委員は全員参加です。全国デビューに向け、下手なものは見せられないと気合十分。面白いものを作りたい」と意気込んでいる。(上田愛)