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(TUE)

和食の素晴らしさ学ぶ 小谷小と竹原西小でプロが指導

  • 2022/04/13

小谷小での講座で、盛り付けを指導する太田さん(右)

 

 広島県教育委員会は和食の素晴らしさを教える出前講座を行っており、東広島市と竹原市で各1小学校で開いた。食育を推進する「ひろしま給食100万食プロジェクト」の一環。
 いずれも、広島県日本調理技能士会会員で東広島市西条岡町の料亭「白竜湖」の料理長、太田尚満さん(62)が指導。
 2月6日には東広島市立小谷小学校で、太田さんの指導の下、6年生31人が炊き込みご飯とみそ汁を作った。道元奨真君は「どちらもだしが効いて普段味わえない特別な味」と満足していた。
 事前に用意されたタイの造りも振る舞われ、子どもたちは旬の素材を使った和食を堪能。
 2月25日には竹原市立竹原西小学校で、5年生44人が昆布とカツオを使っただしの取り方や、だし巻たまご、みそドレッシングなどの作り方を教わった。原田琉楓さんは「ドレッシングがおいしかった。だしの取り方もお母さんに伝えたい」と家庭とは違う味や食感に驚いていた。
 調理後、新人から料理長になるまでの仕事内容の説明もあった。
 太田さんは「和食を知り、自分で作ったり、体験したりしたことが少しでも記憶に残ってくれればうれしい」と話した。(堀江、松永)

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