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輝きいろいろ 木村哲也建築デザインオフィス 代表 木村哲也さん トライアスロンで日本選手権初出場

  • 2022/12/06

 東広島市八本松町原の木村哲也さん(46)は、「2022JTUトライアスロンエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ(スタンダード)」の年代別(45~49歳部門、967人)で日本ランキング7位に入り、10月30日に宮崎県宮崎市で開かれた「第3回日本エイジグループ・トライアスロン・ナショナルチャンピオンシップ」(日本選手権)に初出場した。(山北)

木村哲也さん
12月9日午前11時台、FM東広島(89・7MHz)に出演
プロフィール
きむら・てつや 1975年生まれ。東広島市出身、同市八本松町原在住。大学卒業後、建設会社に勤務。退職しオーストラリアでライフセーバーとして働く。帰国後、建築設計事務所に勤務。2006年、青年海外協力隊の建築指導員としてホンジュラス共和国(中央アメリカ)で活動。08年、木村哲也建築デザインオフィス設立。11年から8年間、FM東広島のパーソナリティーを務めた。現在、講演会や東広島子ども建築塾など多方面で活躍している。趣味は、料理とキャンプ。家族は妻と2男1女。

 トライアスロンは水泳1.5㌔、自転車40㌔、ラン10㌔の計51.5㌔の総計タイムで競うハードな耐久競技。日本選手権には全国から204人が出場し、結果は年代別で15位だった。木村さんは「スタート前はわくわくし、全国大会のステージに立てたことに感動した。子どもと全力で遊ぶため、5年前、次男の誕生を機に大好きな酒をやめたのも好調の要因だ」という。元気の源は「我が子」と笑顔。

過酷なレースを終えゴールする木村さん(提供写真)
過酷なレースを終えゴールする木村さん(提供写真)

 トライアスロンを始めたのは8年前。家庭を最優先していることから土日は家族と過ごし、仕事前や昼休憩など隙間時間を有効に使い集中してトレーニングに励んできた。トライアスロンを始めて、生活習慣が整い健康になったという。本業は建築家。住む人が笑顔になれる空間を届けたいと、2008年に建築設計事務所を立ち上げた。住宅設計や店舗のデザイン、古民家改修などの仕事と子育てを両立し、家族の応援を背に受けながらトライアスロンに挑戦している。「トライアスロンを続ける原動力は家族」と笑顔をのぞかせながら、今後の目標として「全国大会で表彰台に立つ姿を家族に見せること。ハワイのアイアンマンに出て、本当の鉄人になること」を掲げる。

 モットーは「あとで後悔するより、失敗してでも挑戦する」。これまでも青年海外協力隊として活動するなど、さまざまな事にチャレンジしてきた。「これからも仕事やトライアスロンに全力投球」と力を込めた。

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