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輝きいろいろ 中国卓球選手権大会で初優勝 黒学卓球クラブ 木村文彦さん、西田佳宏さん

  • 2023/10/31

 黒学卓球クラブ(東広島市黒瀬町大多田)の指導責任者の木村文彦さん(34)と所属する西田佳宏さん(66)は 、7月 8~9日に山口県で開かれた「第75回中国卓球選手権大会」(中国卓球連盟主催)に出場し、そろって初優勝した。(山北)

黒学卓球クラブ 木村文彦さん、西田佳宏さん
中国大会優勝のトロフィーと賞状を手に笑顔の西田さん(左)と木村さん
プロフィール
きむら・ふみひこ 1989年、東広島市黒瀬町生まれ。黒学卓球クラブ指導責任者。武田高校卓球部外部指導員。高校2年でインターハイ出場。20歳で国体選手。2012年から4回全日本卓球選手権大会に出場。全国教職員卓球選手権大会で優勝。
にしだ・よしひろ 1957年、東広島市西条町生まれ。2019年県立黒瀬特別支援学校を退職。東広島市卓球協会会長。広島県卓球協会副会長。50歳を過ぎて全国教職員卓球選手権大会シニアダブルスの部で2回優勝、18年には60歳以上の部で、シングルス初優勝。

 ―中国大会を振り返って。

 木村 男子シングルス30歳以上の部に出場。肉体的にも精神的にも一番調子が良かったので勝つ自信はあった。最後まで諦めず粘り強く戦った。

 西田 久しぶりに自分の力を試してみたいと、男子シングルス65歳以上の部に出場。調子は良くなかったが、ミスを少なくし最後まで諦めず粘り強く戦った。

 ―今回、初優勝だった。

 木村 決勝は接戦だったが、3対1で勝利した。30代になってもまだ強くなれると感じた。周りの人から祝福の声を掛けてもらいうれしかった。

 西田 接戦の試合もあったが、決勝戦では3対0で圧勝し、長年の夢がかなった瞬間だった。大学の友人から祝福のメールをもらいとてもうれしかった。

 ―卓球を始めたきっかけと、卓球を始めた時期は。

 木村 卓球をしていた父から勧められ、小学5年生の終わりから始めて、スポーツ少年団に入部。左利きが試合に有利なので、ラケットを左に持ち換えて練習した。

 西田 中学1年生の時に、卓球クラブが一番楽そうなので入部した(笑)。以来、55年間、継続している。

 ―今後の目標は。

 木村 来年の中国大会は広島で開催されるので、2連覇したい。

 西田 中国大会で2連覇。

 ―読者へ一言。

 木村 卓球は年齢、経験を問わず誰でもできるスポーツ。現在、会員募集中。仲間と一緒に楽しみましょう。

 西田 卓球を通して自己肯定感が高まり、自分に自信がつき仲間も増えた。黒学卓球クラブの卓球場は素晴らしいので、一緒に卓球を楽しみましょう。

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