輝きいろいろ　RECEPTION（レセプション）代表 小幡久之さん　天然カラーダイヤの魅力発信

　ダイヤモンド（以下ダイヤで表記）の魅力に取りつかれ、東広島市八本松東に、ダイヤを中心にしたジュエリーを取り扱うRECEPTION（レセプション）を開店した。今年が開店12年目。「できる範囲で事業を拡大し、海外の人ともつながるようにしたい」と意気込む。（日川）

　ダイヤモンド（以下ダイヤで表記）の魅力に取りつかれ、東広島市八本松東に、ダイヤを中心にしたジュエリーを取り扱うRECEPTION（レセプション）を開店した。今年が開店12年目。「できる範囲で事業を拡大し、海外の人ともつながるようにしたい」と意気込む。（日川）

　取り扱っているダイヤは、天然のカラーダイヤで、世界各国から取り寄せる。虹色系は全てそろっており、同じような色でも、さまざまな組み合わせがある。「一つとして同じ色がなく、世界で一つの色というのが、天然ダイヤの大きな魅力かな。ダイヤが持つキラキラとした輝き、美しさには心が癒やされる」と目を細める。

　顧客には、その天然ダイヤを使ったオリジナルのジュエリーを提案する。顧客の要望を聞きながら、三次元の3Dデータで自らジュエリーをデザイン。契約している職人に加工をしてもらい仕上げる。オリジナルにこだわるのは、大学生のとき、自分が欲しいジュエリーが見つからず、知り合いに依頼して作ってもらったのがきっかけ。「お客さんの思いが入っているからか、イメージ通りの完成品を見たときの、お客さんの喜びはひとしおのようです」

　ジュエリーのリメークにも力を入れる。例えば、祖父母が使っていたリングを、孫の婚約指輪に変えるなど、タンスに眠るジュエリーをよみがえらせる。「ジュエリーは、世代を超えて、思いをつないでいくことができる。その素晴らしさを伝えたい」という思いからだ。

　店内では、イタリア製の香水やハンドクリーム、ヘアブラシの他、日本製のインテリア雑貨など宝石以外の商品も取り扱う。「レアな製品が多く、『ちょっと立ち寄ってみようかな』くらいの感覚で、気軽に店を訪れて」と頬を緩める。