【T・ジョイ東広島】吉永小百合さん、高島礼子さん招き華やかにオープン

　１２月７日の１１時から、完成披露内覧会が行われ、招待客や報道陣など約５０人が訪れた。
　

岡田社長らがテープカット

　岡田裕介・株式会社ティ・ジョイ取締役社長の挨拶のあと、「ティ・ジョイ」のかけ声と同時にテープカット。その後、館内を見学した。シアター１ではディズニー映画の「トイ・ストーリー２／吹替版」のフイルム上映が、シアター６では同タイトルのデジタル上映が行われ、フイルム上映とデジタル上映の違いが分かるようになっていた。シアター２〜５では、ボーズ社によるサウンド演奏が行われた。

世界初の顔合わせ：フジグラン東広島ＳＣにオープンしたティ・ジョイの岡田裕介社長（中）と、日本テキサス・インスツルメンツの原清司部長（左）、ＩＭＡＸのケン・ハワース副社長。

　４階部分の映写室も公開されており、国内では３館にしか置いていない、フイルムを使わない映写機「ＤＬＰシネマシステム」も公開された。

ＤＬＰシネマシステム

　１４時からはボーズ社による、音響システムの説明会が開かれた。ボーズ社からの説明の後、トイ・ストーリー２が上映され、招待客は最新の音響システムを体験した。

■期待背負いいよいよオープン

　９日、ついに「Ｔ・ジョイ東広島」がオープンした。

　午前９時からの「ダイナソー」の上映時間に合わせ、映画ファン、親子づれなど、約３０人が行列をつくった。８時４５分からの開舘後も、続々と人が押し寄せ、地元の期待の高さがうかがえた。

チケットカウンター前に行列ができた

　第二土曜日ということもあってか、親子連れが多く、開館日としてはまずまずの入り。

　東広島市西条町田口に住む会社員（２６）は「学生時代はよく映画館に行っていたが、就職してからはなかなか行けなくなった。家の近くにできたのはうれしいですね。どんどん利用していきたい」と話していた。

　江口徹マネジャーは「衛星配信システムを利用して、映画だけでなく、コンサート、スポーツイベントなどを中継し、地元のみなさんが集まれる場所にしていきたい」と抱負を話した。　

　１６日からは、本格的な正月映画の封切りと冬休みが重なるので混雑が予想される。