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東広島市制50周年記念式典 「未来へ歩み進める元年に」

  • 2024/08/16
「歴史と伝統をさらなる発展と飛躍の未来へとつなげたい」とあいさつする高垣市長

 東広島市は市制施行50周年を迎えた4月20日、記念式典を東広島芸術文化ホールくらら(同市西条栄町)で開き、招待者や市民ら約800人が出席して節目の年を祝った。
 式典で高垣広徳市長は「50年後の未来に向けた次世代学園都市として歩みを進める元年とし、先人が培った歴史と伝統をさらなる発展と飛躍の未来へとつなげていきたい」とあいさつ。第1部では、広島県出身の時川英之監督が制作した記念映像「東広島市50年の夢」を上映。同市出身でエリザベト音楽大の折河宏治准教授が、東広島市くららジュニアオーケストラの伴奏で市歌の未公開の3番を独唱した。

東広島市歌の伴奏をする東広島市くららジュニアオーケストラ(左上)、やさしい未来都市をテーマにした音楽劇『未来ポスト』(右上)、高屋中学校合唱部員と合唱するHIPPYさん(写真下中央)

 第2部では、同市出身で同オーケストラ指揮者のもりてつや.さんが「やさしい未来都市」をテーマに演出した、現在と未来が「未来ポスト」でつながる音楽劇を市民が熱演。広島県出身でシンガーソングライターのHIPPY(ヒッピー)さんと市立高屋中合唱部員10人が「明日(あした)のハーモニー」(HIPPY作詞・作曲)を合唱し式典を盛り上げた。
 同市西条御条町の外輪沙耶香さんは「映像を通して東広島の歴史を知ることができて良かった。障害のある人もない人もともに生き生きと暮らせる市になれば」と期待していた。

市民ギャラリーで開催された、東広島市制の50年間を写真と年表で振り返る企画展「あの時が今につながる物語」
西条中央公園で開かれた記念マルシェ

 くららでは「あの時が今につながる物語」の記念写真展を市民ギャラリーで、文化活動団体20チームが出演した「カルチャーフェスタ2024」を小ホールなどで同時開催。西条中央公園では記念マルシェが開かれ多くの人でにぎわった。(山北、撮影・大矢)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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