市民の健康と幸せの向上が目的
東広島市と広島国際大学が、市民の健康と幸せを高めるために共同で事業を行う窓口となる「東広島健幸ステーション」の開設を記念したキックオフイベントが5月29日、同ステーションのある同大学東広島キャンパス(同市黒瀬学園台)で開かれた。
関係者約500人が出席。高垣広徳市長や同大学の清水寿一郎学長らがあいさつをした後、今年度から取り組む3つの共同研究について紹介。この中で、同大学健康科学部の田中秀樹教授らは、世界最高水準の睡眠測定機器を用いて、睡眠の質や量、リズムを測定し、睡眠の可視化と睡眠マネジメントを行っていくと説明した。
また、東広島市に本社を置く大創産業が、大学で行う演習や授業の中で学生らと連携して商品開発に取り組む企業連携の紹介などもあった。
同ステーションは、大学や自治体が協力し、持続的な地域の発展と課題解決を目指す「タウン&ガウン」構想の一環として設置した。(日川)