酒類総合研究所(東広島市鏡山)は5月8日、安田女子大学と「包括的連携・協力に関する協定」を結んだ。安田女子大学が私立女子大では日本初の理工学部を2025年4月に開設することに伴い、酒類に関する唯一の国の研究機関である酒類総合研究所と連携することになった。
学生が研究所を見学したり、研究所職員が大学で講義を行ったりするほか、学生が企画したプロジェクトについて、研究所職員が専門的な知見から助言をすることなどを想定しているが、具体的事項は今後協議して決めていく。
酒類総合研究所で行われた協定式には、酒類総合研究所の福田央理事長と安田女子大学の瀬山敏雄学長が出席し、協定書に調印。福田理事長は「酒類に関する知見を生かし、共同研究の推進や技術者と学生の学術交流・人材育成などで役に立ちたい」と話していた。(加藤)
酒類総合研究所が理工学部開設の安田女子大と連携協定締結 酒類の知見生かした講義を計画
プレスネット編集部
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