
東広島市鏡山の国際協力機構中国センター(JICA中国)の研修員は5月26日、同市西条町御薗宇の市立御薗宇小と同小学校区住民自治協体育振興会が共催する第44回春季大運動会・区民体育大会に参加し、児童や地域住民と競技などを一緒に楽しみ、交流した。
広島大などで学んでいるバングラデシュやインドネシアなど7カ国出身の11人が参加。5地区の地域住民の一員として、児童と一緒に玉入れや綱引きなど4種目を行った。
ジャマイカ出身で、母国での職業は教師という、ウィットリー・シャンタル・シャマイアさん(31)は「初めて日本の運動会に参加して楽しかった」と笑顔だった。
JICA中国の研修員は同小の児童らと、約27年前から年2回交流。1月にはとんど・餅つき大会に参加して、日本の伝統文化に触れている。(山北)